イスラエル紀行


平成12年7月2日〜7月13日まで、イスラエル・オランダへ行ってきました。
そのときの写真を紹介します。

イスラエルという国

 イスラエルはエジプトの東にあり、レバノン、シリア、ヨルダンといったアラブの国に囲まれたユダヤ人の国です。国の大きさは日本の四国くらいの大きさで、人口は約600万人の人が住んでます。
 現在の国の歴史は50年あまりとまだ、新しい国ですが、イスラエルは3千年前からの戦い繰り返しの歴史を持ってます。
 したがって、イスラエルという国に対して、漠然とした恐怖感を持っている人も多いのではないでしょうか?
 今回、旅をしてみて、そんな印象は吹っ飛びました。
 このUntikuを見て、必ず行って見たくなるでしょう!

3つの宗教の聖地”エルサレム”

 この写真は首都エルサレムの旧市街の全景です。
ここエルサレムの旧市街にはイスラム教、ユダヤ教、キリスト教の聖地があります。
街の中もイスラム系アラブ人街、ユダヤ人街、キリスト系アラブ人街など様々な宗教が入り乱れています。
さてここで、真ん中右にある金色のドームが目立ちます。
これはイスラム教の3番目の聖地「岩のドーム」と呼ばれるモスクです。
ここで、イスラム教の預言者マホメットが昇天したと言われています。

エルサレムの入り口(糞門)

エルサレムの旧市街にはいるには城壁にある8つの門のうちのどれかから入らなければなりません。
その一つがこの糞門です。
この糞門はその昔、ゴミ捨て場があったといわれています。
この写真は糞門に入ったところです。
この先、検問があり金属探知器を通り、手荷物をチェックされました。

嘆きの壁

こちらはユダヤ教の聖地「嘆きの壁」。敬虔なユダヤ教徒が城壁に向かって祈りを捧げています。
熱心なユダヤ教徒は写真の男性のように真夏でも黒の服と帽子にあごヒゲのスタイルを守ってます。
なぜ、ユダヤ人はこの壁に向かって祈っているのでしょうか?それは、この壁はユダヤのかつての王、ソロモン王が建てた神殿の西側の壁になります。(ちなみに神殿の上に先ほどの黄金のモスクが建ってます)つまり、ユダヤの最後の王の建てた神殿に一番近い壁に祈りを捧げているわけです。
 

キリスト教の聖地

エルサレムの旧市街はキリスト教の聖地でもあります。
イエスが自ら十字架を背負いゴルゴダの丘まで歩いた道は「悲しみの道」と呼ばれ、道沿いにはイエスゆかりの場所(ステーション)が点在しています。

「悲しみの道」は旧市街を迷路のように続いています。中にはアラブ人街などを通り抜けます。

この「悲しみの道」はゴルゴダの丘まで続いており、現在そこには聖墳墓教会が建ってます。堂内にはイエスの墓や処刑されたイエスの死体をおいた石などがあります。

これはイエスの墓。洞窟になっていて、下に降りれるようになってます。

これは処刑されたイエスを乗せた石台。

ベツレヘム編に続く∩