宅地建物取引に関して「同和地区であるかどうか」を問い合わせたり、あるいは「同和地区と同じ校区にある」という情報を収集したりするなどの差別行為が今日でも後を絶っていません。また、2005年に大阪府が行った「人権問題に関する府民意識調査」でも、「住宅を選ぶ際に、同和地区や同じ小学校区にある物件は避けることがあると思いますか」という問いに、「同和地区や同じ小学校区にある物件は避けると思う」や「同和地区の物件は避けるが、同じ小学校区の物件は避けないと思う」と答えた人は、合計で43.4%にものぼります。 同和地区とされてきた土地との関わりを避けようとする忌避意識は、今も根強く残り、しかも多くの人々が差別であるとの認識を持っていないのが現状です。 こうした人権問題を解決するためには、私たち一人ひとりがその問題点に気づき、自分の課題として据えることにより、人権を尊重し、差別を許さない態度や行動を身につけることが必要です。 |
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